独り言


VirtualBoxとWindowsでフォルダーを共有する

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前回までにネットワークの設定が完了していますので、今回は開発作業に便利なようにゲストOSとホストOSでフォルダーを共有します。


  1. 共有フォルダーをVirtualBoxに設定する。

    次にゲストOS<->ホストOSのフォルダーの共有設定をします。この共有を行うことで、ウェブサーバーへのアップロード等の作業を行わなくても済むようになります。

    • 仮想マシンの設定を開き、ストレージを選択します。コントローラーIDEの「空」を選択して、光学ドライブの右にあるCDマークをクリックし、「VBoxGuestAdditions.iso」を選択します。
      「OK」ボタンをクリックして設定を閉じます。

    • 次に共有フォルダーを選択し、右上の緑の「+」ボタンをクリックします。共有したいフォルダー(日本語のファイル名は使えません。)を選択し、「自動マウント」にチェックを付けます。「OK」ボタンをクリックして選択窓を閉じます。仮想マシンの設定を閉じて、仮想マシンを起動します。

  2. CentOS7に共有の為のソフトVBoxAdditionsをインストールする。

      仮想マシンが立ち上がったら、「root」ユーザーでログインしてください。
      ここでは、ソフトのアップデート、不足ソフトのインストールを行います。アップデートには少し時間がかかります。

      ソフトウェアをアップデートします。
      [root@localhost ~]# yum -y update
      
      kernel-devel gcc make perl が必要になりますのでインストールします。
      [root@localhost ~]# yum -y install kernel-devel gcc make perl
      
      再起動します。
      [root@localhost ~]# reboot
      
      cdrom をマウントして、VBoxLinuxAdditions.runを実行します。
      [root@localhost ~]# mount /dev/cdrom /mnt
      mount: /dev/sr0 is write-protected, mounting read-only
      [root@localhost ~]# cd /mnt
      [root@localhost mnt]# ls
      32Bit  64Bit  AUTORUN.INF  OS2  TRANS.TBL  VBoxLinuxAdditions.run  VBoxSolarisAdditions.pkg  VBoxWindowsAdditions-amd64.exe  VBoxWindowsAdditions-x86.exe  VBoxWindowsAdditions.exe  autorun.sh  cert  runasroot.sh
      [root@localhost mnt]# ./VBoxLinuxAdditions.run
      
      VirtualBox Guest Additions: Starting.と表示されればインストールは完了です。
      共有されているか確認します。
      [root@localhost mnt]# cd /media
      [root@localhost mnt]# ls
      sf_WebWork
      

      共有したフォルダー名の前に「sf_」のついたフォルダーがあれば、共有設定は完了です。

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